「専業主婦になりたい」という独身女性はけっこういるものですよね。理由は人それぞれであるものの、男性から見れば専業主婦希望の女性はどう思われるのでしょうか。
ここでは専業主婦希望の女性は結婚できるのか?ということと、専業主婦になるための婚活法について紹介します。
専業主婦希望でも結婚することはできるよ!専業主婦でもいいよっていう男性を効率よく狙うのがポイントだね
「専業主婦希望」はどう思われる?
「専業主婦になりたい」に対して、男性はどう思うんだろう?
専業主婦はその名の通り、主婦として家で家事をすることが仕事です。専業主婦になるには男性と結婚して、家のことを任せてもらう必要があります。
そんな専業主婦になりたい、という女性に対して男性が思うことについて以下にまとめます。
「専業主婦希望」への否定的な意見
- 旦那の金に依存したいだけではないのか
- 主婦の仕事は機械で代用できるのではないのか
- 専業主婦になる意味が分からない
主婦の仕事はある程度機械で代用できるのも事実です。ゆえに、「家事は機械に任せたらいいし、専業主婦は必要ない」と考える男性も多くいます。
そうした男性の場合、専業主婦になりたいと言う女性には「何のために?」と思うこともしばしば。
専業主婦は学歴もいらない上に、自分の裁量で仕事量や時間を調節できます。学歴不問で易しい仕事内容なので、わざわざ専業主婦にならなくても夫婦で分担できると言えます。
機械などによって仕事内容を楽にすることができるなら、わざわざ専業主婦になる必要がないと考えるのです。
共働きなら便利な家庭用機器も買いやすい!そういった機械に頼りながら、家事は分担してこなせばいいという考えの人だね
人のお金で悠々と生活?
先述した通り、専業主婦は割と楽な仕事という印象を抱く人が多いです。よって専業主婦を希望して婚活する女性に対して、夫に働かせて自分は遊んで暮らしていたいだけなのではないか、と思う男性もいます。
さすがに婚活で出会ったばかりの女性をわざわざ養ってあげようと思う人は少ないです。また、男性側も妻に搾取されるだけの結婚は嫌なので、そうした依存傾向のある女性は避けるようにします。
短期勝負の婚活では「専業主婦はちょっと…」という男性を「専業主婦でもいい」と思わせるのは困難なんだね
「専業主婦でもいい・専業主婦がいい」という意見
先に専業主婦を嫌に思う男性の例を紹介しましたが、中には専業主婦でいてくれると助かるという男性もいます。彼らは、
- 子供の面倒を見てくれる
- しっかり家庭内のサポートをしてくれる
というような理由から専業主婦に好意的な意見を持っています。
子供の面倒を見るなら専業主婦はうってつけ
専業主婦で助かるポイントの1つは、特に「子供のお世話」という点です。
世間には共働きしているがゆえに子供のお世話をしっかりすることができない家庭も多く存在します。しかし、結婚するような年になると男性は職場で地位のある立場になっていることもよくあること。だからこそ、一般的に収入が少ない女性側に扶養に入ってもらうことが家計にとって良いとされるのです。
そうしたことから、専業主婦として子供の面倒を見てくれる妻は頼りになる存在として受け取られるケースがあります。
時間の融通の効く専業主婦だからこそ、子供のお世話を任せやすいんだね!
専業主婦になら家事や家のことをしっかり任せられる
また、中には専業主婦にがっつり家のことを任せたいと考えている男性もいます。こうした人にとっては、自分の身体やメンタル面をしっかりサポートして欲しいという需要があります。
妻にサポートしてもらうことで、自分の仕事や生活をより向上させたいっていうケースだね!
プライベートな面で支えてもらう事で、精神的にも身体的にも男性側は利益を得ることになります。
このような場合では平均以上の料理スキル、綺麗好きな性質、パートナーへの心遣い、そして一緒にいて苦にならない性格が女性に求められます。
「専業主婦になりたい」という女性を嫌う男性は多い。しかし一方で「妻にはいつも家にいて欲しい」と望む男性もまた多い。そのような男性たちは平均以上の家事スキル・気遣い能力を求めていることがほとんど。
専業主婦になった後のメリットとデメリット
それでは実際に、専業主婦になった後はどうなるのでしょうか。
専業主婦になっても将来安泰になるとは限らない。ここからは厳しい現実とともに専業主婦になるメリットとデメリットについて紹介するよ
メリット
- 働く必要がない
- 家のことに集中できる
デメリット
- 仕事のスキル・人脈が手に入らない
- 専業主婦になることだけを重要視し、幸せな結婚生活を送れなくなる
働く必要がない
専業主婦として家庭に入った女性は社会で働く必要がありません。ゆえに子育てをするのが楽になったり、家事など家のことに注力しやすくなります。
また働く必要がないので、毎日満員電車で通勤したり嫌な上司にがみがみいわれてしまう、などといった社会人としての苦労をすることがなくなります。
仕事のスキルが手に入らない・人との関わりが少なくなる
「働く必要がない」ことをメリットとして紹介しましたが、これはデメリットにもなります。というのも、もし相手と離婚したり伴侶が他界してしまうようになった時に、自分で働く必要が出てくるからです。
専業主婦をしていると、その分の年数だけ人よりも仕事のスキルが低いということになります。ゆえに仕事に就こうと思っても、高いスキルを要するような仕事に就くことはできません。
また、仕事をしていないと自然と人との繋がりも減ってしまうものです。積極的に周囲と関わるような性格でなければ、「毎日話す相手は夫だけ」ということになってしまうケースもあります。
専業主婦になれたからといって幸せになれるとは限らない
専業主婦になるメリットとデメリットを紹介しましたが、専業主婦になったからと言って必ず幸せになれるという訳ではありません。
例えば仕事をやめてしまうことによって起こる人間関係の希薄化は想像以上に大変なものです。ママ友同士の関係にピリピリしてしまう、という話を聞いたことがあるかも知れませんが、それも狭い人間関係しか持たなくなってしまうからです。
人間関係が狭くなると、そこから逃げられなくなっちゃうんだね
専業主婦は中々広い交友関係を築くことが難しいです。例えば夫とケンカしても、その愚痴を吐き出す相手がいなければ鬱憤は溜まる一方です。このような人間関係の狭さが嫌になって、結局専業主婦をやめて仕事を始める女性も多くいます。
また、「専業主婦になりたい」という思いだけで結婚して、相手と相性が合うかどうかをまったく気にしなかったという場合も問題です。相性が合わなければ結婚生活はうまくいきません。相手が自分の人生を預けるに値する人物なのかどうかも判断しておく必要があるでしょう。
専業主婦として結婚しても、結婚生活が上手くいかないためにストレスを溜める女性もいる。また、仕事をしない期間が長くなることによって、もし不測の事態があった時に自分で稼ぐ能力が他人より低くなってしまうというデメリットがある。
一方で、家のことに集中するためには専業主婦はもっともいい選択肢と言える。
「専業主婦希望」の婚活のやり方
さて、ここまで厳しい現実もあわせて「専業主婦になるために婚活することのメリット・デメリット」などを紹介しました。しかしそれでも専業主婦になりたい!という女性は多いはず。
以下からは専業主婦希望の女性が婚活する方法についてまとめました。ぜひ参考にして婚活に役立ててください。
相手を絞り込みすぎない
婚活では大抵の場合そうですが、あまり相手を絞り込みすぎないほうが上手くいきやすいです。「専業主婦になりたい」という希望を叶える場合、どうしても「共働き希望」の男性は考慮から外すことになります。
なので結婚相手に「顔がよくて、高学歴で、年齢が近くて…」と条件を細かく求めてしまうと、自分にマッチする相手も少なくなってしまいます。少しでも結婚する可能性を高めるには、妥協できるラインは素直に妥協するとよい結果になると言えます。
「高年収」というステータスは必須ではない
「専業主婦になりたい」と考えているとして、お相手は必ずしもお金持ちの男性である必要はありません。確かに、高年収男性のほうが「奥さんに働いてもらう必要はない」という風に考える人は多いです。しかし、年収の低い男性であっても、福利厚生などが充実している場合には女性に働くことを求めない人もいます。
このような場合には、ただ単純に「将来のお金のことが不安だからお金を持っている男性だけを狙って結婚相手を探します!」ではいけません。まず、自分がどういう結婚生活を送りたいのかということを考える必要があります。例えば子供は何人作るのか、住宅を建てるのか、家計を管理して節約することができるのか、という希望を上げて、それに必要なお金を簡単に計算してみましょう。
子供を作らないという場合なら奥さんが働かなくても、年収300万程度もあれば暮らしていくことは可能です。子供を公立の学校に通わせたり、実家などの持ち家で暮らすことによってもコストは抑えられるでしょう。
現段階で男性側の年収が低かったとしても、将来的に昇給する可能性があります。となると現段階では奥さんも働きに出て、収入が安定するようになってから専業主婦となるという選択肢もあります。実際、高年収男性を狙うよりも、この方法で専業主婦になった女性のほうが割合的には多くなっています。
専業主婦になりたい女性が将来のお金に不安を感じ、高年収男性ばかり捕まえようとしてしまうのはあるあるな話です。しかし実際に結婚相手を見つけるとなれば、「この人は自分に合うかどうか?」が重要になります。これ以下の年収の男性とは付き合わない、と決めるのではなく、これからどういった生活を送りたいかによって結婚する相手を選ぶ必要があるのですね。