こんにちは、ナカメです。
婚活パーティーって参加したことがないと、「どんな雰囲気なのか分からない」「悪い人とかいるんじゃないの?」と不安になりがちです。でも実際、婚活パーティーで知り合って結婚した人も多いんですよ!
今回はそんな婚活パーティーの内情について、私の体験談を通してお伝えします。
結論から言うと、婚活パーティーには当然ちょっと嫌な人もいます。
しかし良い人だってたくさんいるのです。(そうじゃなきゃ婚活パーティーなんか開催されません)
婚活パーティーは言ってみないと分からない!
そして慣れると案外楽しかったりするんですよね。
この人は良かった!な体験談
結婚相談所や婚活アプリでは「条件はこれこれで、こんな感じの人で~」と条件を絞って相手を探します。
でも婚活パーティーではどんな人に会うのか事前に知らされることはありません。またひとりひとりと会うのではなく、沢山のお相手と一気に会うことができます。
そういう中で良い人に出会えると、一気に狩人の目になるものです。
やっぱり婚活パーティーはこういうのがあるからいい! 自分の価値観が広がるし、「こういう人は対象外だったけど結婚相手としてみてもいいかも」と思えてくることもあります。
そんな「婚活パーティーで出会った良い男性たち」を紹介していきます。
古い映画が好きなAさん
初めて行った婚活パーティーで知り合ったAさん。
見た目はハツラツとした感じで、腕にはリストネックレス。服はカジュアルっていうんでしょうか、けっこう着崩していました。
この第一印象で、少し内気な私のタイプとは違うのでちょっと気後れしてしまいました。
しかしその後すぐ彼は「こんにちは!」と明るく挨拶。
そして話を振るのが苦手な私の代わりに、様々な話題を出してくれました。
第一印象で人を決めてはいけないなぁ、と思った瞬間です。
婚活では、喋りにくい人とも話さなくてはいけないようなシーンも出てくるものです。しかしそんな中でこういう人と出会えると、一際キラっとして見えますね。
ただ当時はそんなに経験値が無かったのでそんなことを考えることはできなかったのですが。
結局その人とは連絡先を交換できたものの自然消滅しました。たぶん先に結婚してしまったのでしょうね。
初めての婚活ということもあり緊張していた私でしたが、この人のおかげで「婚活ってこんな感じなのか」と安心することができました。
真面目そうな雰囲気のDさん
Dさんとは「読書好きで集まろう!」という趣旨の婚活パーティーで知り合いました。
37歳、介護系のお仕事をされているようで、「この年から結婚を考えると大変ですよ〜」とのこと。
話した感じ、とても落ち着いている方で安心感がありました。読書家でもあり、私が読んだ本をDさんも読んでいたということで話も盛り上がりました。
私よりもそこそこ年上だったものの、「アラフォーは守備範囲内!」と思って婚活していたためそこまで気になりません。
という訳で最終的にカップリングカードにDさんの名前を書いて、「もうこれは間違いないな」と余裕の態度で待ち構えます。
しかし、私のカップリングが成立した相手は第2希望に書いた方でした。どうやらDさんは他の女性とカップリングが成立したようで……。
年下だったのがいけなかったのか?とちょっと悔しくなった婚活パーティーでした。
ネガティブな婚活体験談
私はぜひみなさんにも婚活パーティーに行ってみて欲しいと思っています。
しかしそれには婚活パーティーの良い面だけではなく、悪い面もご紹介しておかなければなりません。
ということで、以下からは私が体験した「これはちょっとなぁ」と思った話をお伝えします。
お説教好きのKさん
初めは普通に話すものの、お酒が入るにつれ人が変わったようになる男性に出会ったことがあります。
この人とは一度だけデートに行きました。
最初こそ普通の人かと思っていたのですが、「一緒にお酒飲まない?」と知り合ったばかりにも関わらず誘ってきたのです。
これには私も「あれ?」と思いました。
しかし、
「明日仕事だからそんなに飲まない」
「ちょっと1~2時間ぐらい喋りたいだけ」
「普段時間がないから短くてもこういう機会がないと会えない」
「顔を合わせないとお互いのことが分からない」
という言葉に、それなら行ってみようかと思ってしまったのです。(まあ私も婚活でちょっと焦ってたところがあったのかも、と弁解させてください)
そして行ってみると、1時間だけ喋るつもりだったはずがそのままズルズルと長丁場へ。
そしてお説教のようにKさんのマウント取りの会話が続きます。
長くなるのでここでは割愛しますが、けっこう酷かったです。初めの印象では普通の人だと思っていただけにショックが強かったですね。
そして最後「この後どうする?」と私が行くこと前提で言われ、私は無理やり会話を切って逃げ出しました。女の勘ですが、あのまま着いていったらホテルに連れ込まれたのではないでしょうか。
酒癖が悪いくらいなら何とか我慢できるかもしれないけど、体目当てはちょっと……とゲンナリしたデートでした。
たぶんこの人が私が婚活で知り合ってきた中で一番“モンスター”な人だったかな、と思います。第一印象と本性が大きく異なったという点では抜群です。
「面接ですか?」と聞きたくなるTさん
酷いというほど酷くはなかったけれど、話していて「何だかちょっとなぁ……」と思う人がいました。
それがTさん。食品会社に勤めていて、役職についているのだそう。(小さな会社というだけかもしれませんが)
お互いに「はじめまして」「よろしくお願いします」という感じの挨拶を交わして、さあ会話に入りましょうというところで、Tさんはズバズバと質問を繰り出してきました。
「今まで恋人はいましたか?」
「なぜこの年まで結婚しなかったんですか?」
「子どもは好きですか?何人欲しいと思っていますか?」
「共働きすることに賛成ですか?」
「結婚した後の生活について何か考えていますか?」
「ご家族はいらっしゃいますか?」
本当ににそのままストレートに聞いてきました。
こういうことが聞きたいのは私も分かります。確かに気になるポイントです。
でももうちょっと趣味の話とかから始めたり、聞くとしても穏やかに世間話的な感じで聞くものだと思ってました。
かなり滑らかに質問してきたので、恐らく事前に聞くことをリストにしてまとめていたのではないかと思います。
しかし実のところ私も無駄な世間話とか大嫌いだったりします。なのでズバズバ聞いてくる彼の態度は効率が良いと思い、むしろ好感を抱きました。(失礼なことに変わりはないですが)
という訳で相手の質問が途切れた隙にこちらからもガンガン質問攻めにしようと思ったのですが、相手は私の質問には一向に答える素振りを見せません。
聞くことは聞いてくるくせに、自分のことになるとはぐらかしたりそれまでの威勢が一気になくなるのです。
そっちが聞くならこっちの質問にも答えてよ!と思わずムカついてしまった一幕でした。
ずっと黙ったままのIさん
Iさんについて紹介できることは多くありません。なぜなら彼はほとんど何も話さなかったからです。
まずIさんの席の前について挨拶します。この時点では割と普通の反応でした。
そしてプロフィールカードを見せて、「私はこんな感じなんです」と自己紹介。
そして彼からも自己紹介があるのを待ったのですが、プロフィールを見せることもなく名前だけ言ってあっさり自己紹介は終わり。
婚活に慣れていないのか、それともプロフィールを見せるのが嫌なのかと思って、その時は気にしませんでした。
しかしそれからというものの、趣味の話を振っても、仕事の話を振っても、恋愛の話を振っても、「へぇ」「そう」というだけで自分からは何も話しません。
「何か趣味はありますか?」と聞いても「いや……」と曖昧に言うだけで取り付く島もありません。
その「いや」とは話したくないということなのか、あるいは趣味がないということなのか?
そして終わり際にIさんが机の下でスマホを触っていたのを見て私は諦めました。
結局、彼がどうしてあんなに喋らなかったのかは分かりませんでした。
シャイで人と話すのが苦手だったのか、私のことが気に食わなかったからなのか、そもそも婚活をやる気がなかったのか……。
その婚活パーティーは半個室で行われたので、彼が他の女性に対してもそういう態度をとっていたのかを知ることはできませんでした。
でもそれでむしろ良かったです。もし他の女性には積極的に話していたなら、悲しい気持ちになるので。
婚活パーティーは行かなきゃ分からない!
ネガティブな体験談も紹介しましたが、実際婚活パーティーはそんな怖いところではありません。色んな人と話せるという点ではけっこう面白いところです。
とにかく婚活パーティーは行ってみないと分からないものですね。ここで紹介したような人と必ず出会うとは限らないし、物凄いスペックの人と出会える可能性だってあります。
この記事を読んで勇気が貰えたなら、ぜひ婚活パーティーへ行ってみてくださいね。
良い人に出会えることをお祈りしています。