ENFP（ユニークな社交家） の特徴
活発で行動的、興味を持ったことはどんどん試してみる性格です。周囲の人のことを気にかけながら動き、それでいて関心を持ったことには一直線です。
常識に捉われない柔軟さを持っていて、自分でもそれを誇りに思っていることが多いです。計画性にはやや欠けますが、将来がどうなるのかということについて鋭い閃きをすることがあります。また、即興でアドリブをしたり、気の利いたジョークを咄嗟に思いつくことにも定評があります。
案外夢見がちな性格をしており、自分なりの理想を持っています。感受性が豊かで、楽しい、嬉しいといったポジティブな感情だけでなく、悲しい、苦しいという感情も大切にします。ただ他人の情緒面を気に掛けるあまり自分が疲弊してしまうこともあるようです。
集中力を必要とするような細かい作業やルーティンワークは苦手な傾向にあります。これはコツコツこなすのが苦手な性格に由来します。また、あれもこれもと手を出しすぎるあまりにやることがまとまらなくなることがあります。
ENFP（ユニークな社交家） の人間関係
人と関わるのが楽しいと感じるタイプなので、社交性は高いほうです。「これをやってみたい！」という熱意を持って行動をするので、周囲からは応援されやすいです。ただし、途中で退屈になって諦めたりすると「またか」と呆れられることもあります。
大抵のことはなんでもこなし、結果としてバランス感のある能力を持つことが多いようです。組織ではその行動力からリーダーになることもあるかもしれません。しかしどうしてもあっちこっちにいってしまうため、思慮のある人がいればそこまで大きな役を任されるというケースは少ないようです。どちらかというと周囲の空気感を調整するムードメーカーとしての役割を期待されるでしょう。
この性格タイプは時々考えなしな行動をするため、平穏を好み、規律を重視するタイプの人間から敵視されることがあります。しかし人間の感情には鋭いほうなので、自分が周囲から「空気読めてない」と思われているということを知ると気まずくなることもあるようです。
ENFP（ユニークな社交家） の恋愛
理想的な展開を好むので、恋愛はドラマチックに演出する傾向があります。ちょっとしたサプライズやプレゼントを用意するのに喜びを覚えますし、自分が相手からサプライズを受けることも喜びます。
またデートを事前にじっくり企画することはあまりなく、その時々で行き当たりばったりに目的地を決めがちです。なので時々とんでもなく楽しいデートになることもありますが、反対に疲れてしまうだけのデートに終わることも多々あります。ENFP型の恋人になる人はデートの主導権をこの性格タイプに任せすぎないようにすることも重要です。
このタイプとの恋愛はジェットコースターのように刺激的で楽しいものになります。よって恋人としては一定の人気が存在するようです。一方で現在の恋人との恋愛に退屈すると浮気してしまうような軽薄さが見られる点において、ややマイナスな面も存在します。
ENFP（ユニークな社交家） の結婚生活
自由で束縛されない家庭を好みます。しかし家庭に関心がないわけではなく、むしろ円満な家族関係を構築することに大きな熱意を注ぎ込みます。様々なことに関心を持ってしまうため、家庭のことだけには集中していられないのですが、周囲の環境には十分注意を払うタイプなのです。
ストレスがかかるような局面ではあまり頼りにならないかもしれません。しかしパートナーが辛い気持ちになった時、その明るい性格に救われることもあるでしょう。
貯金や資産形成は苦手です。またきっちりと計画を立てて子供を教育するというというよりも、感性やその子自身が将来やりたいことを重視するようです。
常識破りなところがあるので、結婚生活でも飽きることは少ないでしょう。気ままな性格をしているので、パートナーとする人間も少しゆるっとした相手を好みます。またそのおっちょこちょいな所を支えてくれるような、ある程度の堅実さと思慮を持ったパートナーを選ぶこともあります。
ENFP（ユニークな社交家） と相性のいいパートナー
相性レベル：★★★★★（最高の相性）
一見正反対の性格をしているために、初めは相手のことがよく分からないかもしれません。しかし、次第に自分の足りないところを相手が持っていることに気づき始めるようになります。ずっと一緒にいてもいつも新鮮な発見があります。本当によく知っている、と思っていても思わぬところで相手の知らない一面を見つけるのです。お互いにお互いから学ぶところを見つけられるような、よい関係になれる可能性が非常に高い相手です。
相性レベル：★★★★
自身の学びを交換することが多い関係です。この二人には上下関係が生まれやすく、どちらかが後輩だったり部下だったり、下の立場にあると関係はうまくいきやすい傾向にあります。相手を可愛がったり、可愛がられたりする中で仲が深まることがあります。
とても似ている2人です。お互いにお互いの考えていることが分かります。そのため非常に付き合いやすい相手だと感じることでしょう。しかし問題に直面すると、同じ考え方をするため共倒れになってしまうことがあります。また、長く一緒にいるとマンネリで退屈な関係になることも少なくありません。それでも、相手を理解しやすい相性です。
所属するグループこそ違えど、同じ考え方をする人間だと感じます。時々相手のやっていることに納得がいかないと感じることはありますが、相手と自分の価値観は異なるのだ、ということを理解した上で付き合えば互いに刺激し合えるよい関係を作ることができます。
考え方は正反対であるものの、なぜか居心地がいいと感じる関係です。親しくなればなるほど相手のペースが分かってくるようになるので、一度仲良くなればその後長い付き合いになる傾向があります。
同じペースでものを考えるので、相手には同族意識を感じやすいです。物事の感性が違うため、お互いにインスピレーションを受けやすい関係です。
相性レベル：★★★
なぜか周囲の人からは同じタイプの人間だと思われることが多い二人です。しかし全然相手と自分は違う存在だとお互いに分かっています。同じグループにいることも多いので、流れで仲良くなることがあるかもしれません。
性格の似ている2人ですが、努力の方向がお互いに異なります。なので無駄な努力をしている、と相手を軽蔑する時もあれば、なんて素晴らしい人だろう、と尊敬する時もあります。時間の流れや経験を積むことによって、この性格タイプに変わる可能性もあります。
価値観が違う2人です。会ったときに「自分と同じタイプの人間だ」と感じて勢いで仲良くなりがちです。お互いに、いつも考えすぎているような人だ、と感じる時もあれば、反対に感情的で思考力が低い、と批判する時もあります。しかしペースは似ているので、努力すれば足りないところを補いながら関係を築いていくことができます。
考え方が違うので、何かと衝突することがあるかもしれません。どちらか一方が上位に立つことでうまくいく傾向にあります。どちらかというと内向型（I型）の人のほうが引っ張っていく珍しい形の関係になるかもしれません。
相性レベル：★★
一度喧嘩したらお互い納得できないことが分かるため、気を使い合う関係の二人です。なんでこんな考え方をするのか、と不満が爆発しそうになる時はどちらかが譲ってあげることで何とかなるか、あるいは後までしこりが残ります。
やや頭の固い傾向のある規律型（J型）を柔軟型（P型）が引っ張っていく関係です。興味の方向が違うので相手のことを遠い存在だと感じがちです。
相手が何を考えているのかよくわからない相性です。自分とは違う、どこか別の世界の人間だと思うこともあるかもしれません。それが面白いと感じる時もありますが、苦労することもあったりします。
自分にとって、相手はわりと周りにはいないタイプの人間と感じやすいです。よく分からないことをしているなあ、と遠くから見ていることの多い関係です。
考えの似ている2人です。お互いに他者との関わり方が異なるので、同じ価値観を持っていてもなにかと歩調が合わないことがありがちです。同じことを考えるだけに、一方が一方に対して「もっと活動的になればいいのに」「もっと落ち着きがあれば」などとじれじれしやすいです。
相性レベル：★（気が合わないと感じがち）
衝突するかしないかはっきり分かれる関係です。初めは自分の持っていない部分に魅力を感じることがあるかもしれません。しかし段々と相手についていくことができない部分があると気づくようになります。考え方も価値観も異なるため、楽しさを共有できなかったり、相手との関係がうまくいかないと感じることが多いようです。
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