結婚は自分の一生を左右する重要なものです。「この人と結婚して大丈夫だろうか?」と不安を抱える女性も多いことでしょう。
大事なパートナーを選ぶためにはどのようにすればいいのでしょうか?
ここでは「そろそろ結婚しようかな」と考えている30代の女性に向けて、結婚相手を見極めるための失敗しない方法について解説します。
結婚相手の選び方を間違えるとどうなる?
例えば司法の統計によると、離婚の原因は「性格の不一致」が男女ともに圧倒的に多いとされています。また女性では「生活費を渡さない」「精神的な虐待」などその他の要因も不仲の理由として大きいことが分かります。
また離婚まではいかなくとも、夫との不仲で窮屈な結婚生活を送ることになるケースもたくさんあります。
その理由としては、結婚する前と結婚した後とで「相手に対するイメージ」にギャップがあるということが原因になります
性格が合うかどうかを結婚する前から完璧に把握するのは難しいよね…
それではどのようにしてこのミスマッチを防げばよいでしょうか?
結婚相手を選ぶ具体的な基準について以下から説明していきます。
結婚相手を選ぶ方法
子供が欲しいか
結婚と子供は切り離しにくいテーマです。婚活している人の中には「子供が欲しいから結婚したい」という人も多いでしょう。
しかし中には子供を育てるのに積極的ではない人もいます。
あるいは子供ができにくいという体であるケースもあったり。その場合中々口に出せないことも多く、「子供は欲しくない」と言うしかない人もいます。特に年齢の高い人がパートナーになる時は、相手が子供ができにくい体質かもしれないことを念頭に置いておきましょう。
最近は不妊治療も進んでいるので、お金に問題ないならその選択肢もアリかもしれないね
結婚してから「本当は私子供が欲しかったのに」と後悔するのは辛いこと。「結婚してから考える」というスタンスの人も多いですが、どうしても子供のことが気になるようなら事前に尋ねておいたほうがよいでしょう。
金銭感覚を見る
夫婦になる以上、お互いのお金の使い方についてもよく目にするようになります。
例えば自分にとっては大切な趣味に使うためのお金を、パートナーは「そんなことにお金を使うなんて!」と批判するかもしれません。
できるだけ自分の価値観に近い人と結婚できると、夫婦仲が悪くなることも防げます。
とにかく節約していくのが大好き!という人にも、「そこまでけちけちしなくても」と感じる人はいます。そして反対に節約が大好きな人にとっては「どうしてもっとお金を節約しないの?」と不満を抱くことでしょう。
生活のレベルが変わるぐらいにお金の使い方が違うとストレスを感じやすいよ!
普段からどういうお金の使い方をしているのか、という点は結婚する前にしっかりチェックしておくべき項目です。あまりにもお金の使い方が違うようなら、一度立ち止まって検討してみましょう。
家計をどうする?
金銭感覚に関連しますが、結婚後に家計をどうするのかという考え方も結婚相手を選ぶ上では重要です。
結婚すれば家計を一緒にする夫婦が大半を占めます。すると、独身時代は全て自分のものだった収入が「家族全体のお金」へと変化するのです。それに拒否感を抱いて、「俺が稼いだ金なんだから俺に使わせろ」と感じる男性もいます。
これを防ぐためには、自分たちの家計をどうしていくのかというプランを結婚する前に二人で考えておく必要があります。
「お金の話をするなんて…」と気が引ける人もいるかも知れませんが、お金というのは本当に大事なものです。ここでろくに話し合いをせずに結婚してしまうと、生活費さえ渡されなかったり、反対に男性側のお小遣いを極度に制限してしまったりなど、ギスギスした結婚生活を送ることになってしまうかもしれません。
「金の話をするなんてがめつい女だな!」と言われるようなら、その人はナシと思っていいかもしれないね
お金に対する向き合い方はその人の性格を映します。収入がどうこうという以上に、協力して家計を支える意思があるかどうかというところをチェックしましょう。
生活スタイルはすれ違っていないか?
例えば夜勤の人と普通勤務の人が結婚すると、結婚してもほとんどすれ違ってしまうことになります。
目が覚めたら布団の上で一人ぼっち、夜寝るときも布団の上で一人ぼっち…
これでは結婚した意味がありません。このように、二人の生活スタイルが合っていない場合は仕事時間を融通するくらいしか手立てはないということになります。
夜勤以外にも、勤務先まで長時間通勤する必要がある場合や仕事が忙しすぎるあまりに家庭を気にかけることができない、というケースでは夫婦仲が悪化してしまうことが起こりえます。とはいえ工夫次第でなんとかなることも多いので、気になるようでしたら相手に相談してみるのがよいでしょう。
親戚類との関わり
親戚類、特に親と結婚後に同居するのか?はちゃんと話し合っておきたい部分です。
結婚後に親を介護することを望む場合にはそれなりに準備や覚悟が必要です。それが他人の親となったらなおさら。
また相手の家族と仲良くすることができそうかどうかという点も気になるところです。男性側がマザコンではないか、両親は子離れができているかどうか、という所を挨拶の際に見極めておきたいところです。
夫の実家へ挨拶に行った時にお互いどれくらい干渉するかについて話し合うのもいいかもしれないね
結婚した後からいきなり「親の介護の手伝いをしてくれ」と頼んだり、頼まれたりするとかなりギスギスしてしまうことがあります。相手にとっても自分にとっても大事な親なので、その辺りはしっかり話し合っておきたいポイントです。
結婚相手を見極めるには?
さて、ここまで結婚相手の選び方について説明してきました。これらの基準に沿って相手をチェックしていくことで、自分に合った結婚相手なのかどうか判断する助けになります。
しかしきちんと相手と話し合わなければ、以上で説明した選び方の基準は何の役にも立ちません。例えば「仕事が忙しいから」と後回しにしていたり、「言わなくてもきっと分かってくれる」と思って、すれ違ってしまっているケースも存在するかもしれません。そうした事態を避けるために、以下からは結婚相手の見極めるための話し合い方について解説していきます。
まずは本音で話すことから
その人との結婚を考え始めたら、まずその人の本音を知れるようにしましょう。方法としては以下の三つが適切です。
- しっかり時間をとって話し合う
- お酒を一緒に飲む
- 家で一緒にゆっくり過ごす
もちろん1番目がもっともおすすめの方法ですが、本音を引き出すためにお酒の力を借りるという方法も考えられます。
また、家という一番リラックスできる場所でゆっくり過ごし、信頼感を築きながら相手の思っていることを自然に聞いてみるというのも一つの手です。
私は夫ととにかく数時間近く一緒にのんびり過ごすことで、結婚生活をイメージしようとしたよ!
色眼鏡で見ない
人間は都合が悪いことがあってもそれを気づかないふりをしてしまう習性があります。それは結婚相手を見る時にもそうです。
相手を色眼鏡をつけて見てしまうのはこういう時になります。
・相手に恋している時
・「早く結婚しなくちゃ」と焦っている時
・結婚生活に直接影響を与えない所(例えば学歴など)だけで相手と付き合っている時
恋している時は言わずもがな、その人をいくらでもいいように捉えてしまいます。それが結婚にいい影響を与えるかは運次第ですね。
「早く結婚しなくちゃ」と焦っている時には、もうこの人しかいない!と思って実際より良く見えてしまうことがままあるものです。
また、例えば高学歴というだけで結婚がうまくいくかというとそうでもないはず。しかし表面的なスペックだけを重視すると、結婚生活にそぐわない性格であっても目を瞑ってしまいがちになってしまいます。
色眼鏡をつけると結婚した後に「イメージと違う!」なんてことになっちゃうかも。相手を過大評価しないようにしたいね
他人に意見を聞くのもあり
今の自分が相手を冷静に判断できる状況ではないと思うのなら、他の人に意見を聞くのもありです。客観的な意見を貰うことによって、改めて冷静に「本当にこの人と結婚することが正しいのか?」と見つめ直すことができます。
意見を貰う人としては例えば、
・自分の両親
・友人、同僚
・結婚相談所のスタッフ
などが考えられます。特に結婚相談所のスタッフは何組ものカップルを見ているので、相談できればかなり安心感があります。
客観的な意見は二人の関係を落ち着いて考えてみるにはかなり重要だよ。できれば周囲に相談してから結婚したいよね
結婚相手を選ぶ方法|まとめ
ここまで以上のポイントについて紹介してきました。また、こうした点を確認する時のポイントとして、
・本音でしっかり話し合うこと
・相手を色眼鏡で見ないこと
・他人の意見を聞くこと
を紹介しました。
安心して結婚できる、という相手を選ぶことができれば婚活はもうゴール寸前です。後はしっかり相手と話し合って、結婚に向かうだけになります。相手を冷静に見極めて、安心できる結婚をしましょうね!